LE HAVRE
ル・アーヴル
2019.06.29-30

<概要>

 HonfleurからPonte de Normandieを渡るともうすぐLe Havreです。この橋は1995年に完成したものです。

 Le Havreは人口17万人強の港町です。第二次世界大戦中、ノルマンディー上陸作戦から続くアストニア作戦の艦砲射撃と空爆で町の中心は完全に破壊されました。戦後「鉄筋コンクリートの巨匠」とも呼ばれた建築家オーギュスト・ペレによって再建され、フランスでも珍しいくらいモダンな町並みとなっています。この中心部は「オーギュスト・ペレによって再建された都市ル・アーヴル」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。


Ponte de Normandie

Ponte de Normandie

Le Havre郊外のスタジアムStade Oceane

<ホテル>

 今夜のホテルはその中心部にあります。冷たい町並みとはちょっとイメージが異なる家族経営の親切な宿でした。

Citotel Le Carmin
15, Rue Georges Braque, Perret, Le Havre, 76600
+33232740820)
EUR112/night (incl. Tax) BF: eur12.50

<見所>

 チェックインを終えて中心街を歩いてみました。先ずは一番見たかったEglise catholique Saint-Joseph(サンジョセフ教会)へと。新しい建物には基本的にあまり興味が無いのですが、この第二次世界大戦後の焼け野原に出来た鉄筋コンクリート造りの教会には興味をそそられました。新しい感覚の教会の内部はステンドグラスを通して差し込む美しい光に包まれていました。ステンドグラスそのものはタダの入りガラスの組み合わせなのですが、全体の色調を考えて作られているようです。外から見る高さ107mの鐘楼が圧巻です。

 今日はフランス全体が記録的な暑さとなった日でしたのでここの気温も37度くらい。モダンなコンクリートの町を歩くにはちょっと暑すぎでした。さっさとホテルに戻って一休み。


赤っぽい建物がホテル

Eglise catholique Saint-Joseph(サンジョセフ教会)

Eglise catholique Saint-Joseph(サンジョセフ教会)の祭壇

Eglise catholique Saint-Joseph(サンジョセフ教会)

鐘楼の高さは107m

端正な町並み

端正な町並み
<レストラン>

 夕食はホテルで勧められた1596年創業の老舗Brasserieです。老舗Brasserieなのでビールが出て、アルザス料理のシュークルートもありました。

LA TAVERNE PAILLETTE
22 Rue Georges Braque, 76600 Le Havre
taverne-paillette.com
02 35 41 31 50


1596年創業のLA TAVERNE PAILLETTE

暑いのでビールが最高!

二人分の前菜

シュークルート

<見所>

 今朝は気温がドーンと下がって15度くらいです。お日様も出ていないので肌寒い朝です。モダンなHotel de Ville(市庁舎)の前を通り、Bassin du Commerce(貯水池)へと行ってみました。Bassin du Commerceの周りには白いLe Volcan - Scene nationale du Havre、Obelisk Hand、Bibliotheque Oscar Niemeyerなどが1950-60年代の未来感覚で建てられていいるのが面白いですね。

 ホテルに戻る途中、Avenue Foch(フォッシュ通り)で変な薄っぺらい家を見つけました。オブジェのようですが、内部は一応住めるように作られていました。


Paolo VIの記念碑


聖アポロニアと聖フィラストリオの石棺


Palazzo del Broletto(ブロレット宮殿)の中庭

Le Volcan - Scene nationale du Havre


Obelisk Hand


Bibliotheque Oscar Niemeyer

Rue Racine沿いのレストラン街


Avenue Fochの変な家(オブジェ)、こんなに薄っぺらいけれど、内部は一応住めるように作られていた


変な家の説明